日本国憲法とわたしたち 
6.30 千代田平和集会

18時開場前から早くも参加者がやってくる!!!

今までとは違う様子に受付も大忙し!

会場係りの「実行委員」の人たちも落ち着かない!!

18時を過ぎてますます増える集会参加者!

書籍の売れ行きも順調、ヒョットすると・・・・

開会まえには受付は長蛇の列が・・・!

毎日新聞労組の水久保さん。
そして実教出版労組の宇都宮さん。
年の差を超えた名コンビで開会!!

「日本の資本と権力が集まる千代田区で平和集会を行うことに意義がある」
「学習会、講演、シンポジウムと様々な形で憲法と平和にこだわってきた」
「過去13回は多くて200名規模であった集会を、今年は憲法を巡る情勢が
 緊迫しており、今までを上回る規模の集会を計画しました」と、
 開会の挨拶を述べる主催者代表の千代田春闘共闘委員会加藤哲也議長。

職場からの発言の最初は、武器製造の石川島播磨の渡辺鋼さん。
昔から続く憲法無視の人権侵害・抑圧の生々しい実態を報告。
会場からは、前近代的な職場の状況に対して驚きと怒りの声が。

続いての発言は、日の丸・君が代不服従で処分された近藤徹さん。
校内に「公安」までが入ってきたという話には会場はショック!!
報告しながら段々と怒りがこみ上げ制限時間を超えてしまう。


午後6時54分、ついに本日の真打登場!
「朝から90分の授業を3コマやって、これで4コマ目です」
と言いながら疲れも見せずに「機関銃」のような講演が開始。

  
「憲法9条と99条」、これが「平和の999(スリーナイン)」
斬新な人をひきつけるキャッチコピーつくりの名人、水島教授!

  
「憲法9条を変えて何が悪い」
事前に物議を醸したタイトルのいわれと真意を説明。
気がつくと手にした自分の書籍ををなにげなく宣伝。

  
「憲法は権力者を縛る規範である」
会場では初めて聞く参加者も多く、知っていた人も再度納得。

水島教授の話に、会場では「目からウロコ」がポロポロ落ちる。


「改憲とは権力者が自らおこなう規制緩和である」
改憲の本質を喝破して、「憲法9条が変わったら」
具体的に悪くなることを大変わかりやすく、熱っぽく説明。


「感動」「納得」「感激」「同感」・・600名近い人の拍手の嵐。

定番となった「合唱団ソレイユ」登場!
『美しき祖国のために』でスタート!!

この歌は55年前の朝鮮戦争直前に作られました。
「平和を守る力」として確信にみちた、明るく
ゆるやかな歌声で各地で歌い拡げられていきました。

アルトの歌声が「ヒロシマ」を歌いだす。


斉藤さんの指揮に真剣な眼差し!

女性21名、男性9名の混声合唱団、磨きがかかったハーモニー。


調律時間も少なく準備不足にもかかわらず見事に弾いてくれました。


アルトの独唱で「鶴」を見事に歌い上げる。
会場からも大変高い評価をいただきました。

女性の1/3しかいない男性部員。
押されています、「男性コーラス部員募集」

毎年「平和集会」に参加している人が言いました。
「ソレイユ」の歌声は毎年進化している、と。

平和の大切さを歌い上げる、平和の使者「ソレイユ」
再度大きな拍手を!と、司会の宇都宮さん

やっと最後になって壇上では最年少(?)の若者が登場。
明治大学学生九条の会を代表して、日隈広志君が決意表明。
「僕たちはキャンパスで『改憲』の賛否投票をしました」
「残念ながら最初は改憲賛成派が大半を占めていました」
「しかし、平和か戦争かと聞いたら、圧倒的に平和でした」

「若者は平和を望んでいます。戦争につながる改憲にはみんな反対です!」
親子ほど年が違う、後ろのソレイユの皆さんもこれを聞いてみんな大安心!

難しい時間配分も無事なんとか終えてホットする両司会者。
水久保さん、宇都宮さん、どうもご苦労さまでした!!!