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2021.8.2 更新 

 

 

政府を信じなくなった時に、国民はどう対応するのか/政界地獄耳
 東京都は29日、新型コロナウイルスの入院患者が3039人になったと明らかにした。政府はコロナウイルスの急速な感染拡大を受け、大阪、埼玉、千葉、神奈川の4府県に緊急事態宣言を発令、東京、沖縄と合わせ6都府県に拡大し、期間は8月いっぱいの予定だ。この政府の対応に与党公明党代表・山口那津男は人ごとのように「ちぐはぐ感がある」「現場とずれが生じており、国民の不安や不満が表れている」と言い出した。誰も責任を取らず評論するだけの政府に期待してはだめだ。

 東京都の感染者が2800人を超えた27日、首相・菅義偉は東京五輪を中止する選択肢はないかと問われ「人流は減少している。そうした心配はない」と否定したばかり。政府幹部は全国のコロナ感染者1万人超えは想定していたこととは言うものの、ここに至るプロセスで政府は五輪の開催を堅持しながらワクチン接種に頼っていたにすぎず、「言うことを聞いてくれない国民が感染を拡大させた」とでも言いたげだ。結局、専門家会議が踏み込めば批判し、都合のいいところだけ専門家会議の答申を待つという演出を国民はぼんやりと眺めているしかないのだろうか。

 今こそ政治家の劣化を問うべきではないか。年配のベテランが牛耳れば経験豊かな政治ができるという幻想も捨てねばならない。国会議員や政治家と呼ぶべき人材が与野党の中に圧倒的に足りない。政治のプロとしての経験、予見性や想像力、永田町と霞が関の役割の差別化ができず、理屈は立派だが融通が利かず、都合のいい側近や都合のいいデータだけでものを進めようとする。見たいものだけ、見えるものだけで判断するのは五輪開催の是非、コロナ禍と多くの人災を経験していれば国民は嫌でも感じる。政府を信じなくなった時、国民はどう対応するのか、間もなくわかる時が来る。    

   
   

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